ドライマウス(口腔乾燥症)になる3つの原因

ドライマウスになる3つの原因

ドライマウスの原因

ドライマウス(口腔乾燥症)は口の中の唾液量が減ってしまう病気ですが、なぜ唾液が減ってしまうのでしょうか?

唾液量が減ってしまう原因には次の3つがあります。

  1. ストレス
  2. 薬の副作用
  3. 肥満

なぜ、この3つが唾液量が減る原因になるのか?1つずつ詳しく説明していきます。

ストレス

唾液(だえき)は口の中にある唾液腺(だえきせん)と呼ばれる袋状の組織から分泌されています。

この唾液腺をコントロールしているのが自律神経。唾液の量は自律神経の信号によって調節されているのです。

自律神経とは心臓を動かしたり汗をかいたり、自分ではコントロールできない自動的に働く神経のことです。

自律神経には活動する時に優位になる「交感神経」と休む時に優位になる「副交感神経」の2つに分類され、その時々の状況に応じて自動的に切り替わって働きます。

活動する時に優位になる「交感神経」は、人と戦う時の神経でもあります。

戦う時、人は喉がカラカラになります。

この交感神経優位の状態、つまり緊張して口が渇く状態が続くと、ストレスとなりドライマウスが起こります。

また、人と戦っていなくても、緊張したり、ストレスを受けたりすることで自律神経が乱れると、唾液の分泌量が低下してしまいます。

つまり、過度のストレスや緊張、疲労が溜まるような生活習慣を送ると唾液の量は低下していくということです。

このような状態が慢性化することで、ドライマウス(口腔乾燥症)を引き起こしてしまうのです。

自律神経の交感神経が優位になると口が渇く

また、ストレスを自分で自覚することがなくても、実際にはストレスを感じている人が最近は非常に多いのも見逃せません。

あなたがストレスを自覚していなくても、体はストレスを感じている場合があるということも頭の片隅に置いておきましょう。

薬の副作用

普段から飲んでいる薬に痰(たん)やヒスタミンを抑える働きがあると、唾液の分泌が抑えられることがあります。

50歳以上の女性の場合は、ホルモンのバランスが崩れていたりなどで多くの薬を服用している人も少なくありませんが、薬の中には口の中の乾きを誘発するものもあるので注意をして下さい。

肥満

「中年太り」とよく言いますが、若い頃と比べて10キロ以上太った人は注意が必要です。

というのも、身体に付いた脂肪が唾液腺を圧迫し、唾液が分泌されにくくなることがあるからです。

身体を鍛えていて筋肉がついて体重が重くなったのなら問題ありませんが、脂肪が付いて肥満気味の人は脂肪を減らす努力をしましょう。

ちなみに、年齢を気にする人も多いですが、最近では年齢と唾液の量は関係ないと言われています。健康な人なら、年をとっても唾液はちゃんと出ます。